大切な監理(家作り)

私の事務所では設計した建物は特別な事情が無い限り

必ず監理をしています、

何故なら建物が完成するまで設計だと考えているからです。

工事監理  

 建築士法によると、

「工事監理とはそのものの責任において、工事を設計図書と照合し、

それが設計図書のとうりに実施されているかいないかを確認する事をいう。」

とあります。

上記はごく当たり前の事として、建築には実にいろいろな職種があり、又

材料にしてもたくさんの種類があります。工事の中でより良い品質を

確保する為に、材料及びメーカーを適材適所で最良な物を選定する事

 又、空間を構成する色彩やいろいろな部分の細かな納まりの検討‥‥等 

を充分吟味して決定していく事が、よりよい建物を作る為に

たいへん重要なのです。

地盤・杭

 建物を支える為に重要なのが地盤です。

設計の段階で必要に応じて地質調査を行い地盤の強度を測定します。

それに基ずいて、直接基礎ならば土の種類や状態を確認します。

杭基礎ならば杭先端の土の種類や状態の確認、杭長・杭径が正しか、

工法にそって施工されているか、確認します。

施工図

 設計図に基ずいて各工事の種類別に施工する為に必要な詳細図を

作成します。施工業者・メーカー・各専門業者等と入念な打ち合わせを

します。

構造材料の決定・検査・試験

木造

  基礎の鉄筋の状態やアンカーボルト、柱・梁などの仕口・金物の補強の状態

  木の材料の種類の確認、割れや欠損などの品質管理が重要です。

鉄筋コンクリート造

  コンクリートの養生期間・鉄筋の本数や定尺の確認、

  コンクリート強度や鉄筋の溶接強度の各種試験等を行います。

鉄骨造

  鉄骨の仕口(溶接の形態)・寸法、錆び止めや耐火被服の確認、

  アンカーボルトや梁・柱の接合ボルトの本数、締め付けの確認、

  溶接部分のX線等による検査等を行います。

外装・内装

 仕上げ材料の選定や取り付け方法などの検討。

(例えば、タイルなどは数種類を見本貼して色合いなどを決めます。)

下地材・断熱材等の検討、取りつけ状態などの検査及び確認。

色彩などTOTALなコーデネイトの検討。

設計変更

 設計段階で充分に打ち合わせをしても工事中に変更になる事柄は

多分にあります。現場での納まりによるものや、建築主の要望によるもの等

工事の進み具合と工事費の増減をにらみながら、変更調整します。